オンラインカジノで不動の人気を誇るブラックジャック。
派生ゲームも数多く存在します。
こちらの記事では、ブラックジャックの派生ゲームをご紹介します。
シングルデッキブラックジャック
通常の「ブラックジャック」では52枚1組のトランプを4~8組使用します。
この「組」の事を「デッキ」と呼びます。
よって、「シングルデッキブラックジャック」では1組しかトランプを使用しません。
何が違うのかというと、使用されるカードが少ないためカードの予測が可能です。
もしライブカジノなら「カードカウンティング」が非常に有効でしょう。
RTP(プレイヤーへの利益率)は一般的に高くなりますが、「ブラックジャック」の役の配当金が少ないケースも存在するため、注意が必要です。
ブラックジャックサレンダー
サレンダー(降参)が可能なブラックジャックです。
タイミングとしてはプレイヤーに2枚、ディーラー2枚カードを配り、ディーラーがブラックジャックか否かを確認した後に選択出来ます。
もしディーラーがブラックジャックだった場合、プレイヤーはサレンダーを選択できません。
ルールの違いはそれだけですが、サレンダーが可能か否かはプレイヤーにとってかなり重要です。
例えば、もしディーラーがブラックジャックか否かを確認する前にサレンダーが可能な場合、プレイヤーへのRTPが100%を超えます。
100%を超えるということは、普通に一定金額ずつ賭けていけば理論上プレイヤーの利益がプラスになり勝てるということです。
現状でブラックジャックの確認前にサレンダーが可能なゲームはありませんが、それ位サレンダーの存在は重要ということです。
今後、新しい種類の「ブラックジャックサレンダー」が出現した場合、サレンダーが可能なタイミングをチェックしてみても良いかもしれません。
ダブルエクスポ―ジャーブラックジャック
ベラジョンカジノなどでのゲーム名の表記は「Double Exposure Blackjack」となります。
「ブラックジャック」ではディーラーに配られるカードの2枚の内1枚は伏せられますが、こちらのゲームは両方ともオープンになります。
非常にプレイヤーに有利ですが、ディーラーと同じ数値になった場合は引き分けにならず負けになります。
また、「ブラックジャック」の役で勝っても配当金は2.5倍ではなく、2倍になります。
ブラックジャックスイッチ
スイッチング(交換)が可能なブラックジャックです。
このブラックジャックは必ず2ハンドでプレイします。
最初に配られたカードの2枚目同士を、2ハンドの間で交換することが可能です。
例えば1ハンドの1枚目に8、2枚目にJのカード、2ハンドの1枚目にK、2枚目に2が来た場合、通常なら1ハンド目は「18」、2ハンド目は「12」で勝負しなければなりません。
ですが、ブラックジャックスイッチでは2枚目のカードが交換出来るため、「J」と「2」を交換して1枚目を「10」、2枚目を「20」にすることが可能です。
「10」は追加でカードを引くことも可能なので、最初の「18」「12」のハンドよりも大幅に有利になります。
その代わりディーラーが22でバーストした場合、プレイヤーが「ブラックジャック」の役以外では引き分け扱いになります。
勝率が高いので、通常ルールのブラックジャックに飽きてしまった人にはお勧めです。
ブラックジャックエクスチェンジ
「エクスチェンジ」とは両替や交換、といった意味合いがあります。
ベラジョンカジノでは「Blackjack X Change」という表記になっています。
通常のブラックジャックはカードを引くことは出来ても交換は出来ません。
しかし、こちらの「ブラックジャックエクスチェンジ」はカードの交換が可能です。
しかもカードに値段が付きます。
交換するカードがプレイヤーにとって有利なら金額が引かれ、逆に不利ならお金がもらえます。
交換回数に制限は無いため、うまく利用すると勝負せずとも大勝ちする可能性もあります。
少し変わったユニークなゲーム性なので、ハマる人はハマるかもしれません。
ポンツーン
イギリス生まれのブラックジャックで、表記は「Pontoon」です。
大まかなルールはブラックジャックと大差ありませんが、絵札とAの本来のブラックジャックの組み合わせは「ポンツーン」と呼ばれ、3倍の配当金が得られます。
因みに通常ルールの「ブラックジャック」の配当は2.5倍となります。
また、バーストせずに(合計数値が21を超えずに)5枚カードを引くと「ファイブカードトリック」という役になります。
「ポンツーン」以外に勝ち、こちらも3倍の配当金が得られます。
ブラックジャックにもルールによっては「10カードチャーリー」という「10枚カードを引くと『ブラックジャック』以外に勝つ」といった役がありますが、こちらより狙える確率は断然高くなります。
一方で、「ポンツーン」には引き分けがありません。
ディーラーとプレイヤーが同じ数値だった場合、負けとなります。
そのため、最初のカードを配った時点でディーラーが「ポンツーン」だった場合、プレイヤーはどんな手でも自動的に負けになります。
それでも「ファイブカードトリック」と「ポンツーン」の配当が高いため、通常ルールの「ブラックジャック」と条件が同じなら、僅かにポンツーンのほうのRTPが高くなります。
また、細かいルールでは「ブラックジャック」ではディーラーのカードは1枚がオープンされますが、「ポンツーン」の場合は2枚とも伏せられます。